ホワイトニング

歯医者さんの用語解説

ホワイトニング

MARCH 14,2016
ホワイトニング
  1. ホワイトニングには医院内で行うオフィスホワイトニングと、患者様ご自身がご家庭で行うホームホワイトニングがございます。ホームホワイトニングとは医院にて歯型を取り、歯の模型を作ったら患者様専用のホワイトニング用のマウスピースを作ります。それをホワイトニング材と一緒にお渡しし、ご自身で1日2時間程度を2週間行っていただきます。誤って周りに付着しても安全な濃度で漂白しますから、医院で行うよりも時間はかかります。反対に高い濃度・短時間でホワイトニング(漂白)するのがオフィスホワイトニングです。高い濃度の薬液を使いますから、操作を誤ると歯以外のところに付着して危険です。ですので当医院の講習を受けたスタッフが責任をもって施術します。患者様は1時間ほどただ寝ているだけで歯が白くなります。
  2. ホワイトニングには医院内で行うオフィスホワイトニングと、患者様ご自身がご家庭で行うホームホワイトニングがございます。共通しての注意として、色の付きやすいものは普段の飲食で避けていただくことになります。コーヒー・紅茶・赤ワイン・カレー・ケチャップなどの色素の強いものは、漂白して荒れている歯の表面には着色の原因になります。これらはホワイトニング終了から1~2日間です。それに加え酸性の強い柑橘系の果物やお酢を使った食品やクエン酸、炭酸飲料などは1時間避けたほうがよろしいでしょう。
    オフィスホワイトニングは来院日の1時間で終わりですから、これらの注意事項は1~2日間だけですが、ホームホワイトニングは家庭で行っている期間中ずっと気をつけていただくことになります。ただホームホワイトニングのほうが毎日少しずつ白くしていくので、後戻りが遅いと言われることが多いです。一番いいのは両方を併用すると、色も持続期間も良く実感できます。それに加え歯科医院での定期的なクリーニングが白さの持続にはとても重要になってきます。
  3. 使っているホワイトニング材
    比留間歯科医院で使っているオフィスホワイトニング材は短時間1回で行いますので、分解の早い過酸化水素の23%、それに触媒とそれを活性化させる光を当てて白くしていきます。ホームホワイトニング材は家でゆっくりやりますから分解の遅い過酸化尿素の10%のものを使用しています。日本人の歯はエナメル質が薄く弱いのですが、濃度が低いため知覚過敏などの不快症状が出にくく、出たとしてもやるのを一日おきにするなどご自身で調整ができます。




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