こんにちは やっと寒さやインフルエンザも落ち着いてきて、来院される方も増えてきました。 冬の間口の中で気になっていた所があっても、体調が優れなくて後回しになっていませんか。   比留間歯科は日曜診療していますが、昨日は診療終了後に都内のセミナーに出席してきました。 今の医療費や保険の制度、厚労省とのやりとりなど色々な話をしていただきました。  ...

こんにちは。 今回は電動で磨くのと手で磨くのの違いについて。   音波ブラシの記事はこちら   実はこれ、ちゃんと論文が出てるんです。 皆さんと一緒で専門家も気になるんですね。 結果は有意差は無い  でした。 もちろん電動でも手でもちゃんと当たってほしいとこに当たらないと汚れは取れません。 ですので子供や年をいただいて上手く...

こんにちは。 一年もあっという間で、もう12月になりましたね。 今週の月曜日に比留間歯科院内でお昼休みを使い、勉強会を開きました。 今回はサンメディカルさんにお願いし、接着剤について話していただきました。 歯周病や歯根破折、接着補綴など色々な治療への応用を学びました。 治療の技術も日進月歩ですが、歯科材料や機材も日々研究が進んでいて、毎年のように新しい良いものが商品化...

こんにちは。 今回は歯周病菌についてのお話。 よくお母さんたちから、虫歯は子供にうつりますか？という質問をされます。 でも配偶者へうつりますか？と聞かれた事はありません（笑） 実は1993年の論文でこの事について書いてありました。 重度の歯周炎に罹患しているかたと、その配偶者の歯周ポケットにいる菌(P.g菌)を調べたそうです。 そうしたら半分以上で同一のDNAパ...

こんにちは。 今回は前回の続きになります。 前回のはこちら。 実は私も歯医者になりたての頃は、歯が削れちゃうから歯磨き粉をたくさん使いすぎちゃいけないとか、磨く力加減が大事とか思っていました。 答えは前回の文章の中にあったんです。 それは評価してる対象が象牙質というところ。 歯は象牙質よりもはるかに硬いエナメル質というので覆われています。 なので一生使って...

こんにちは。 今日は前に書かせていただいた内容の続きになります。 喫煙と歯周病１はこちらをクリック 今回は喫煙者の血流と歯肉について。 前はよく喫煙していると血流が悪くなると話をしていました。 ですが２００１年に発表された論文では、喫煙者と非喫煙者の歯肉の組織を比べた結果、喫煙者の炎症性病変では血管が少ないことが明らかにされました。 タバコと血流は関係なく、血管...

こんにちは。 先週末は勉強会へ行ってきました。 今月はシュミテクトやポリデントで有名なグラクソスミスクラインの方を招いて講習をしてもらいました。 世の中には歯磨き粉があふれていて、どの成分が何に効くのかがわかりにくくなっていました。 そしてどの症状のときに何を一番お薦めしたらいいのかが、僕らでも迷うほど。 知覚過敏、虫歯、歯周病、着色、歯質の強化など訴えにあわせた商品...

こんにちは。 今回はアラインテクノロジージャパンのいう会社のアンケート調査結果について。 ６０代以上男女４００名対象に行った調査。 自身の体について「変化してほしくなかった、失って後悔していること」で髪の毛や体型を 抑えて６１．３％を獲得し、第１位なったのが「歯」だそうです。 理由 ＊歯を失って食べ物が美味しくなくなった ＊歯ぐきに物が挟まるようになった ...

こんにちは。 今回は1940年代から研究が行われていた喫煙と歯周病について。 今回は喫煙者と非喫煙者とを比較したよく見られる歯周組織の所見について。 1、深くてたくさんある歯周ポケット。 2、歯ぐきが痩せ、歯ぐきと歯との付着が少ない。 3、顎の骨がやせている。 4、歯肉炎は少なく、出血もあまりしない。 5、奥歯の根っこの間に病変がある。 6、多くの歯...

こんにちは。 今回は診察の時に僕らが気にしていることについて。 皆さんが検診を受けて気にされるとこってどこでしょうか？ まずは虫歯が無いかどうか。 後は歯周病になっていないかどうか。 いわゆる「歯」か「歯肉」はすぐに挙がると思います。 でも他にもよく見るとこがあります。 それは口腔粘膜です。 頬の内側や、歯肉の表面、舌などのことですね。 これは...