口腔外科とは
歯医者さんの用語解説
November 10,2017
続きを読む口腔(こうくう・こうこう:口のなか)、顎(あご)、顔面ならびにその隣接組織に現れる先天性および後天性の疾患を専門的に扱う診療科です。親知らずの抜歯やインプラント、癌など、口の中の外科的な処置を行います。交通事故やスポーツなどの外傷、顎変形症ならびに唾液腺疾患などの外科的疾患のほかにも、口腔粘膜疾患、神経性疾患、口臭症などの内科的疾患も含まれます。 この領域の異常は、食事や発音・会話がうまくでき...
「カチカチ噛んでください」で噛む紙は?
歯医者さんの用語解説
November 10,2017
続きを読む詰め物や被せ物をした時に、セロファンの様なものを口に入れて「カチカチ噛んでください」と言われることがあると思います。 この紙の事を咬合紙(こうごうし)と言います。色は、赤・青・緑・黒などの色がありますが、赤と青を使っていることが多く、厚みは8~100μmのものがあります。 複数の噛み方を色分けして診ていきます。 咬合とは咬み合わせ(噛み合わせ)の事で、咬合紙を噛むと強く当...
検診でよく聞く「C1」「C2」とは?
歯医者さんの用語解説
September 15,2017
続きを読む学校や歯科での検診の際に、「C1、C2……」と医師が言っているのを聞いたことがありませんか? これは「Caries(カリエス)=虫歯」の“進行度合い”を示しています。 Cの後ろにつく数字は0から4までの5段階で、C0、C1、C2、C3、C4となります。 【C0】 自覚症状は全くない状態です。 治療はできるだけせずにフッ素を塗り再石灰化することを試みます。 【C1】 エナメル質...
マウスガード・ナイトガード・マウスピース・シ
歯医者さんの用語解説
September 15,2017
続きを読むマウスガード・ナイトガード・マウスピース・シーネ・スプリントという言葉をご存知でしょうか? 言葉の感じから“何かを守るもの”であることはお察しいただけると思います。 明確に定義づけがされておらず、医師によって呼び方が違うため、ここではヒトクチに「マウスピース」としてご説明します。 マウスピースの用途は、大きく分けて二つです。 一つは、激しい運動や格闘技をするときに、歯や口腔内を保護...
よく聞く『歯周ポケット』とは?
歯医者さんの用語解説
September 15,2017
続きを読む歯の周りには歯肉溝という溝があります。 この溝は健康な状態の時でも2~3mmあります。これが歯周ポケットです。健康な時は歯にぴったりくっついていて細菌の侵入を防いでいますが、歯茎に細菌が増えてくると歯茎が腫れて顎の骨は無くなっていき、深いポケットができます。 1~2mmまでの歯周ポケットは歯ブラシやデンタルフロス等で清掃できますが、それ以上の深さになると自分では汚れを掻き出すことができず、細菌の...
仮歯・仮詰
歯医者さんの用語解説
September 15,2017
続きを読む虫歯の治療などで歯を削った時などに、最終的な被せものが入るまでつけておく仮の歯の事を仮歯と言います。これは治療の度につけはずしをするため、しっかりと固定するような強力な接着剤は使用しません。そのため、食事をする際に取れてしまうことがあります。 取ることを前提としている為、取れてしまうことは問題ないのですが、削った後の歯は脆くなっていますし、仮歯を入れていないことによって周りの歯が動いて噛み合せ...
コア―神経を取った後の土台
歯医者さんの用語解説
March 14,2017
続きを読む虫歯が進行するなどして神経を取った場合、その歯の削り具合によって修復方法が異なります。穴が小さい場合は詰め物で済みますが、削った部分が大きく、詰め物ではなく“クラウン”という被せ物で修復する際、歯を補強するために作られる土台のことを「コア」と言います。使われる素材によって、メタルコア(金属製)、レジンコア(樹脂製)などに分けられます。保険適用外には、ゴールドコア、ファイバーコアがあります。 ...
ブリッジ治療とは?
歯医者さんの用語解説
March 14,2017
続きを読むブリッジとは、抜歯した後、前後の歯を削って橋のようにつなげる方法です。 抜歯をするとそこには歯の隙間ができます。そのままにしてしまうと周りの歯が動いて噛み合わせが悪くなったり、抜歯した部分では噛み辛いからと反対側ばかりで噛むようになり筋肉のバランスが崩れたりします。そこで、残っている前後の歯を土台にして、橋(ブリッジ)をかけるように2本の歯で3本の歯を作ります。残っている自分の歯を橋桁(はしげ...
初期虫歯
歯医者さんの用語解説
March 14,2017
続きを読む虫歯の治療というと、大体の方が“削るもの”だとお思いではないでしょうか? しかし、できたばかりの小さな虫歯は削らずに治すことができるのです。 歯の表面が白くなってきたところは「脱灰」、溝が黒くなってきたりしているところは、エナメル質が溶け始めた初期虫歯です。しっかり歯磨きをして歯を削らずにフッ素を塗ると、エナメル質と結びついて固い層を作り、虫歯を治すこと(再石灰化)ができるのです。特に乳...
二次カリエス
歯医者さんの用語解説
November 17,2016
続きを読む虫歯を治療して被せた銀歯の下が痛む、という経験はありませんか? 知覚過敏が原因の場合もありますが、治療してから時間の経っている銀歯の場合、『二次カリエス』かもしれません。 二次カリエスとは、虫歯治療で銀歯や詰め物をした後、歯と銀歯や詰め物の隙間から虫歯になることです。 原因はいくつか挙げられます。 1.銀歯が錆びている 銀歯が錆びると歯と銀歯の間に隙間ができ、銀歯...