いつ頃来た?~口の中の虫歯菌~
輝紀先生のコラム
July 27,2016
続きを読むこんにちは。 前に歯周病は菌の世界1位の感染症ですと書きましたが、むし歯も菌がいて起きることなんです。 じゃあむし歯菌はいつ頃口の中にやって来るのでしょう? 歯の無い月齢のときは、、、もちろんむし歯菌はいません。 これまでの報告によると10ヶ月頃から検出され始めます。 一番増加するのは1歳7か月~2歳7か月で、そこで約75%の子供がむし歯菌に感染・定着しているそうです...
歯磨きの習慣を
歯医者さんの用語解説
July 26,2016
続きを読むプラークという言葉をご存知でしょうか? プラークとは細菌のかたまりで、歯垢はプラ―クと食べカスの合わさったものです。 実はこのプラークが虫歯や歯周病の原因となります。プラークは柔らかいので歯ブラシなどで、こすって落とすことが出来ますが、プラークを除去しても口の中の細菌がいなくなる事はありません。口の中は常在細菌が常に存在し、虫歯の原因にもなりますが感染から口の中を守り環境を整える働きもあります。...
歯はいつ頃つくられる?乳歯編
輝紀先生のコラム
July 16,2016
続きを読むこんにちは。 今回は歯の生い立ちについて。 歯の種っていつ頃できるか知っていますか? 実はおなかの中にいるときにできます。 妊娠初期の約7~10週のときに歯の種が発生し、4~6か月の頃に歯の頭部分が固くなり始めます。 前歯の頭ができあがるのは生まれてから1ヵ月頃。奥歯はまだ先になります。 そうして生後半年くらいで下の前歯が生え始めます。 ここで豆知識。 ...
保険の金属って何で出来てるの?
輝紀先生のコラム
July 7,2016
続きを読むこんにちは。 今日は身体の中に入れる物を知ろうということで、日本では一般的な治療に使われている金属について。 永久歯になってからむし歯の治療をうけて保険金属を詰めたかたは、例外なく金銀パラジウム合金が入っているはずです。 この金属が保険金属として採用されたのが1953年、そこから金の含有量が1960~1970年代に2~20%と変わっていき、1980年以降は今と同じ12%金含有のパ...