診療案内を見ていただきありがとうございます。 プロフェッショナルケアとは衛生士による口腔内の点検になります。 これは歯のクリーニングだけではなく、 ・歯周病のチェック ・虫歯のチェック ・今入っている銀歯の確認、 ・歯磨きの状況確認と苦手な部位の確認、指導 など色々なことを診ていきます。 これらの目的は、生涯にわたって口腔内を健康に保ち、高齢になって...

こんにちは。 先週は歯周病学の講義を受けに行ってきました。 講師は歯周病学の世界的権威、世界中の先生が知っているDr.Jan Lindhe。 もう高齢で次会えるかわからないので、今回講義を聴けて感動しました。   たくさんのことを勉強させていただきましたが、その中で患者さんたちに一つ特にお伝えしたいのは「歯周病の原因は今も昔も歯石とプラーク」であるこ...

こんにちは。 今回は前回の答えです。 これは予防先進国のスウェーデンの大学で推奨されている歯磨き方なんです。 2回…1日2回 2センチ…歯ブラシに2cm程度(15歳以上) 2分…歯磨きの時間 2時間…磨いた後飲食を避ける時間 今はほとんどの歯磨き粉にフッ素が添加されています。 虫歯予防のために、そのフッ素の力をより発揮させるための「2.2.2.2.」...

こんにちは。 今日は前回の続き。 前回のはこちら。 前回はバイオフィルムが必ず口腔内に存在すること、そしてそれがなかなかとれないことを書きました。 今回はどうしたらいいの？について書きたいと思います。   基本的には機械的除去が必要になります。 機械的な除去って何かというと２つあります。 １、家での歯磨き。 ２、歯科医院でのクリーニン...

こんにちは。 今日も歯磨き粉について。 歯磨き粉の成分って見たことありますか？ 私は歯科医師になるまで見たことありませんでした。 今日はその中の"粘結材"又は"粘度調整材"に注目してみたいと思います。 これは歯磨剤をペースト状にするだけが役割ではなく、歯ブラシと歯肉の摩擦軽減の役割もあります。 実はこれがとっても歯磨きに役立っているんです。 歯磨きでしっか...

こんにちは。 前回の話を少し掘ってみようかと思います。 虫歯の進行が早いと、歯医者さんは何を心配するのでしょうか？ このブログを前から読んでいただいている方はもしかしたら気づくかもしれません。   これは私の場合の話ですが、前にお話ししたように 「治したい」ではなくて「守りたい」と思ってます。 歯は治療を繰り返していくと、エナメル質や象牙質はだん...

こんばんは。 今回は歯磨きの仕方について。 といっても、歯の根元を磨けとか歯と歯の間をフロッシングしろって話ではないです。 あくまで今回はフッ素に注目しての話です。 今日本で市販されている９０％はフッ化物配合歯磨剤です。 これら歯磨き粉の恩恵を存分に受けるための歯磨きです。 まずは１つ目の大事なことは、年齢にあった量をつけること。これは前回のフッ素について②で書...

こんにちは。 前に仕上げ磨きをいくつまでしてますか？と書きましたが、私も家で仕上げ磨きをするのは難しいです。 何故なら診療所にあるような影を作らない強い明るさのライト(無影灯)が無いからです。 そんな時の強い味方！歯垢染色液。 プラークを赤く染め出すあれです。一度は見たことありますよね。うちの診療所から一番近いマツキヨにも売ってます。ネットでも簡単に買えるんです。 小...

こんにちは。皆さん３連休楽しんでいますか？ 今日はよく聞かれるマウスウォッシュの質問にお答えします。 実はCMのせいで勘違いされやすいのですが、それだけでは歯磨きしたことにはならないんです。 リス〇リンなどのCMでは使用すると汚れがとれるような映像が流れていますが、歯の表面についているバイオフィルム・プラークなどは全く落ちません。 ではマウスウォッシュって意味無いの？？？と...

今子育て真っ只中なお母さんお父さん！ 仕上げ磨きはしていますか？または何才くらいまでしていましたか？ 私は患者様には小学校卒業するくらいまでは仕上げ磨きをしてくださいとお話しさせていただいてます。 もちろん⒌6年生の子に毎日とは言いません。ですが１週間に一度くらいは曜日を決めて、子供の口の中をじっくり見てみてください。子供の成長のため、よく噛んで食事できることってとても大切ですか...