こんにちは。 前記事　入れ歯入れる？ 今回は前回の続き。 歯医者をしていると歯が無くなったところが、そのままになっている方をお見かけします。 特に１～２本だとすぐに慣れちゃって、あまり不自由を感じていないのだと思います。 しかし歯はスペースがあると、傾いてきたり周りの歯より出てきてしまったりして噛み合わせがずれてきてしまいます。 また例えば右奥歯がないと左ばかり...

こんにちは。 今回は歯を失ってしまったときに使用する義歯について。 入れ歯って「使わなくて済むならなるべく使いたくない」 と思われるかたが多くいらっしゃいます。 なぜかというと、コンマ数ミリを感じとるほどに、お口の中は敏感なんです。 髪の毛一本・あさりの味噌汁の砂粒一つが、とても太く・大きく感じませんか。 その口の中にあんなに大きなものを入れなければいけない鬱陶...

紅茶やコーヒーなどを好む人はどうしても歯の表面に着色が付きやすいものです。 それは『歯磨きの習慣を』でお話しさせていただいた、すぐに歯の表面に付いてしまうプラークに着色します。そういった着色も、クリーニングではきれいすることができます。特に歯の表面に細かな傷が多い人は着色しやすい傾向にありますので、クリーニング後に表面の傷を修復するトリートメントを行うと、着色しにくくなり、きれいな状態が持続...

こんにちは。 今回も前回までの続きになります。     正しく食べる③はこちら。 今回は３つ目、飲み込むまで口を開けない。 これは「正しい呼吸の習慣化」が目的です。   食事中にクチャクチャと音をたてながら食べる方を見つけることがあります。 こういう方は鼻で呼吸をする感覚が養われていないんです。 ですので咀嚼...

こんにちは。 今日は正しく食べる第三弾。 正しく食べる①はこちら。 正しく食べる②はこちら。 今回の２つ目は一口入れたら奥歯でよく噛むです。 これは正しい咀嚼の習慣化が目的です。 歯は形によって役割が違います。 奥歯は「大臼歯」といって、臼のように食べ物をすり潰す役割があります。 すり潰すときに下あごは上下左右に動き、舌も臼に食物を送り込む動きをしま...

こんにちは。 今回は前回正しく食べる①の続きです。 もし読んでなければ上をクリックして読んでから、下を読んでください。   まずは１つ目、首を真っすぐにして姿勢を正す目的について。 これは正しい姿勢の習慣化が目的です。 猫背で首を前に出したままの姿勢で食事をすると、 奥歯で咀嚼(食べ物を噛む)せずに前のほうで咀嚼しがちになります。 それに伴...

こんにちは。 今日は食事のときに気にしてほしいことについて。 咀嚼(食べ物を咬む)・嚥下(飲み込む)の時の筋機能が歯並びに影響することがわかっていて、 正しく咀嚼・嚥下が出来ていないと、様々な問題が出てきます。 そこでチェックしたい３つのこと １、姿勢悪く食事している ２、口から食べ物がポロポロこぼれてうまく食べられない子 ３、口呼吸 これらを気をつ...

こんにちは。 今日は永久歯の先天性欠如について。 実は私も2本残っているのですが、永久歯が作られないことがあります。 全部の歯に可能性があると思いますが、よく見られるのは第二小臼歯。 前から数えて５番目の歯です。 統計では上は３%、下で6.１%で先天性欠如が見られるそうです。 その場合乳歯をずっと使うことになりますので、乳歯を大切にしないと成人してからすぐにダメ...

こんにちは。 今回はコンポジットレジンと呼ばれている保険の白い詰め物について。 保険の金属についてはこちら！ 歯医者さんや歯科衛生士さんは診療室内ではCRと呼んでいます。 これはフィラー(Filler)とレジン(樹脂)をコンポジット(composite：複合)したものです。 皆さんも治療の際に 「保険の白い樹脂で埋めます。」 なんて説明をうけたことがあるん...

こんにちは。 今日は年齢別う蝕有病者率について。 簡単にいうと何％むし歯がいるか？ということ。 今回は小学校入学前の５歳の割合。厚生労働省調べの結果です。 １９８１年は９２．５％ありました。 そこから右肩下がりに減っていって、２０１１年には５０％まで減りました。 この数字を多いととるか、かなり減って少ないととるかは人それぞれですが、 僕には多いと感じました...