歯間ブラシ・デンタルフロスとは

歯医者さんの用語解説

歯間ブラシ・デンタルフロスとは

OCTOBER 31,2016
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フリー素材 毎日する歯磨きですが、歯ブラシでブラッシングしただけでは十分に磨けないことがあります。そこで登場するのが歯間ブラシデンタルフロス。歯ブラシでは届かない、歯の側面についたプラークや、歯と歯の間に入りこんだ食べかすを、きれいに取り除いてくれるのです。
そんな歯間ブラシとデンタルフロスは、同じ用途でも使い方が違います
歯間ブラシをおすすめするのは、『歯と歯の間の隙間が広い方』です。
逆に、『歯と歯の間の隙間が狭い人』はデンタルフロスがおすすめです。
 
 
%e6%ad%af%e9%96%93%e3%83%96%e3%83%a9%e3%82%b7 歯間ブラシを利用すれば、歯と歯の間の両サイドを一遍に掃除することができます。しかし、使い方を間違えたり、歯肉を傷つけてしまうと血が出る原因になってしまいます。歯間ブラシを利用し始めてから数日は出血を伴い血だらけになったりするものなのですが、次第に炎症をおこして腫れていた歯茎が引き締まっていきます。引き締まったあとは出血が治まるので、最初のうちの出血はさほど気にせず大丈夫です。
ただ、痛みを感じた場合は歯肉に傷がついて出血してしまっている可能性があります。かかりつけの歯科医に相談し、自分にあったサイズの歯間ブラシをもう一度探してみましょう。
 
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 デンタルフロスは、簡単に言えば「歯磨き用の糸」です。「糸ようじ」というとピンとくる方もいらっしゃるかもしれません。こちらも用途は同じ。ですが、注意点が少し違います。デンタルフロスを使う時に気をつけて欲しいのは、力まかせに挿入しないことです。歯と歯の接している部分(コンタクトポイント)を通す時は、少しきつく感じる場合があります。しかし、力まかせに挿入すると歯茎を傷つけるので注意しましょう。また、デンタルフロスを行っていて、糸が引っかかったときは、ゆっくりと抜きましょう。詰め物が取れかかっている場合があります。また、毎回同じ箇所で引っかかる場合は、虫歯の恐れもあります。どちらの場合にせよ、悪くなる前に、歯医者さんへ相談に行くのが良いでしょう。





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